マットレスは価格・値段で選んでいいの?寝具選びの重要なポイント

値段の安いマットレスは買わない

マットレスは高価

毎日、6~8時間程度は体を預けるのがマットレスで、これほど高頻度かつ長時間、体に密着する商品は他にはないでしょう。

それだけに本当にいいマットレスを選びたいと思うのは無理のないこと。

しかし、そこに立ちはだかる壁が「価格」です。

マットレスは決して安くないので、どうしても価格が気になります。

特にCMで見るような一流ブランドのマットレスが欲しいけど、高価なので、なかなか手を出すことができない人は多いでしょう。

コスパのよいマットレス

できるだけ安く、でも、できるだけ良いマットレスを選びたいと思うのは当たり前の心理です。

安くて、高品質。

つまり、最もコストパフォーマンスのいいマットレスはどんな商品でしょうか。

それにはまず、「あまり安いマットレスを買わないこと」がなにより重要になります。

毎日使うとは言え、マットレスに何十万も出すのは難しいでしょう。

さすがに高額マットレスは選ばないにしても、マットレスには適正な価格帯があるのです。

「できるだけ安いマットレスが欲しい」と考えるのは当然ですが、価格ばかりを優先するのは危険です。

どうしても値段に目がいってしまい、安価なマットレスを買ってしまいがちになるのですが、これは大きな間違いなのです。

値段の安いマットレスの弊害

安いマットレスは耐久性に致命的な欠陥があります。

数ヶ月~半年ほど使うと、最も体重がかかる腰付近が変形してしまうケースが多いのです。

そうなると買い替えは不可避ですが、それを繰り返すくらいなら、最初から高いマットレスを買っておいても総支出はあまり変わらない。

つまり、安いマットレスは「コストパフォーマンスが悪い」のです。

特に楽天などで売っている激安マットレスは、粗悪品が多いので決して買ってはいけません。

高額でも長く使えるマットレスは、結局「コスパがいい」ということになるのです。

マットレス選びのポイントは、価格を最優先せず、最初から長く使ってもボロボロにならない、しっかりしたマットレスを選ぶこと。

多少高額でも、寿命が長いマットレスを見極められるかどうかが重要になるのです。

 

値段ではなく「寝姿勢」を重視

値段より寝姿勢の維持を優先する

マットレス選びで重視すべきは「マットレスに寝た時の姿勢」です。

高機能のマットレスは、一番上のイラストのように、直立時にできる背骨のS字がそのまま再現できるよう設計されています。

最新の睡眠科学によって、常に最高の寝姿勢が再現されるので、マットレスが沈み込んだ状態でも、起立時と同じ姿勢を維持できるわけです。

しかし、値段の安いマットレスは、使用素材が粗悪なので、この寝姿勢の維持が困難になります。

マットレスの価格を優先してしまい、安いマットレスを買ってしまったばかりに、寝姿勢を悪化させ、腰痛や肩こりを発症させてしまっては本末転倒。

マットレス選びでは、値段よりも機能性を優先させるべきなのです。

低反発マットレスは絶対ダメ

マットレスの沈み込み具合は、体重や身長、性別や年齢、または体格などで変化しますが、マットレスが柔らかすぎると、一番下のイラストのように腰部分が沈んでしまい、「くの字」の寝姿勢になってしまいます。

これは低反発マットレスに顕著です。

柔らかいマットレスは瞬間的に気持ちよいと感じますが、長時間寝ると腰に負担がかかってしまいます。

柔らかいマットレスがいいマットレスだと勘違いをしている人がいますが、その先入観は捨てるべきなのです。

重要なのは「正しい寝姿勢の維持」なので、この点で低反発マットレスは失格です。

これが実現できるのは、比較的高額な機能性の高いマットレスだけ。

具体的には、ポケットコイルマットレスや高反発マットレスだけだとお考えください。

 

価格と機能性のバランスが大切

冬場の保温力があるマットレスを選ぶ

マットレスを選ぶ際に重要なのは「保温力」です。

冬場に寒い思いをするマットレスであれば、そもそもいいマットレスと言えるはずがありません。

いいマットレスとは、自分の体温を逃がさずに暖かい環境を維持してくれるマットレスを言うのです。

値段の安いマットレスは、使用する材質が悪いので、この保温機能に劣ることが多いでしょう。

価格の安いマットレスは、冬場に寒い思いをすることになります。

求められる保温機能を最低限担保しているマットレスを選ぶことが、何より重要になるのです。

高額なマットレスは通気性がいい

日本の梅雨から真夏の暑さは快眠の妨げになるので、熱帯夜でも涼しく感じることがマットレス選びでの条件になります。

高額なマットレスの中にはリバーシブルで使えるものがあり、暑さと寒さをうまく吸収する機能を持っているものがあります。

これは値段の安いマットレスにはない機能です。

また、ファイバー系(エア系)マットレスは空気を取り込んだり、吐き出したりする構造なので、冬は暖かく、夏は涼しく寝られます。

高額なファイバーマットレスの代表は「エアウィーヴ」、比較的お手頃なファイバーマットレスの代表がアイリスオーヤマの「エアリー」です。

エアウィーヴやエアリーのようなファイバー系の多機能マットレスは季節を問わず、年中使えるので、結局のところ安上がりということになります。

値段の高いマットレスは衛生的

衛生面に優れていることもマットレス選びの重要な条件のひとつになるでしょう。

マットレスは基本的に天日干しができないため、風通しのよいところで陰干しをすることが基本になります。

これによって衛生状態を保ち、快適な睡眠環境を作ることができるのです。

防ダニ機能や汗対策などの機能を持っている比較的高額なマットレスであれば衛生的でもあり、安心して眠れる環境を作ることができます。

また、エアウィーヴなどのファイバーマットレスは、自宅で洗うことができるので、とても衛生的です。

四季を通じて使えるマットレスを選ぶ

マットレスは四季を通じて使う商品です。

夏の暑い時期は汗をかくので、ダニやカビの発生が心配されます。

その対策として通気性のよさが求められます。

一方、冬は保温性が重要になります。

このようにマットレスには、相反する機能が求められるので、これらをトータルして最も自分の条件に合った一枚を選ぶことが何より重要になるのです。

年間を通し、ずっと使えるマットレスが、結局はコスパがよいマットレスなのです。

マットレスの値段だけに囚われずに、コスパでマットレスの価値を判断するようにしてください。

 

高反発マットレスはコスパがいい

高反発マットレスはおすすめ

ウレタンをマットレスに転用したのが「ウレタンマットレス」です。

化学繊維の一種で、ゴムのような伸縮性と弾性を持っており、繊維の中では比較的軽いことから、機能性を重視したマットレスにも使用されるようになりました。

ウレタンマットレスを大別すると「低反発」と「高反発」になりますが、寝姿勢の悪化が懸念される点、洗えず衛生的ではない点から、低反発はおすすめできません。

ウレタンマットレスであれば、高反発マットレスがおすすめになります。

高反発マットレスの特徴

ウレタン素材のマットレスは、点(小さな面)が並んでいる形のものが多く、体と接する面が細かいブロックに分かれている特徴があります。

メジャーリーガーの大谷翔平選手も使っている東京西川のAirなどが有名です。

体をマットレス全面で支えるのではなく、点(小さな面)で支えることで体圧が分散されるため、一箇所だけが沈み込むことがありません。

また、適度な反発力があるため、寝返りを打ちやすさも特徴です。

この寝返りにより血流が促進され、疲れが蓄積されなくなるのです。

多くのアスリートが愛用する理由は、この疲労回復にあるのです。

 

ファイバーマットレス

ファイバーマットレスは、今最も注目されているマットレスのジャンルです。

わかりやすく言うと「エアウィーヴ」です。

浅田真央さんや錦織圭選手がイメージキャラクターになっており、テレビCMで見ることも多いのではないでしょうか。

ポリエチレンとは

プラスチックの素材でもあるポリエチレンは、加工しやすい性質を持っています。

比較的寒さに強く、防水性もある素材なので、マットレスに流用できる条件は揃っていると言えますが、熱には弱いので、この点に注意が必要です。

ファイバー素材マットレスの特徴

エアウィーヴは、元々釣り用の糸(テグス)を製造している会社が作っています。

ポリエチレンを繊維状にしたものを絡ませてマットレスに成形したのが、ファイバー素材マットレスであるエアウィーヴなのです。

十分な硬さと弾力があり、体圧がかかりやすい腰部分などをしっかり押し上げて体圧を分散してくれる特徴があります。

マットレス内部は空洞なので、通気性に優れていて保温性もあります。

さらに、水洗いもできる優秀なマットレスですが、前述の通り、熱には弱いので熱湯で洗うことはできません。

おすすめのファイバーマットレス

値段が安い:エアリー

アイリスオーヤマ エアリーマットレス エクストラ

大好評のアイリスオーヤマのマットレス「エアリーシリーズ」より、さらに進化したのが【エアリーマットレスエクストラ】です。
リブ構造で芯材の中身が空洞の特殊加工をしたエアロキューブの機能で、体圧分散性と通気性がさらにUPしました。
製品体積の約95%が空気でできているため、軽量で持ち運びも簡単。雲に浮いているような寝心地で自然な寝姿勢を保ってくれます。
3次元スプリング構造で、腰痛や肩こりにも効果があります。

 

値段が高い:エアウィーヴ

エアウィーヴ マットレス スマートZ

知名度抜群のエアウィーヴの厚さ9cmで床でも畳でも1枚敷きできる三つ折りマットレスが「スマートZ」です。
簡単に三つ折りできるので、収納が楽で部屋を広く使えます。
普段のお手入れも容易です。縦置きにして通気させるだけでカビの予防ができますし、カバーも中材も洗えるので常に衛生的です。
頭、腰、足部分の三分割になっており、中材の入れ替えが可能なので、ヘタりを防止でき、マットレスの寿命を長くすることができます。