今、最も売れているマットレスである「高反発マットレス」の口コミと評判をまとめました。
高反発マットレスは機能性や価格が千差万別で、コスパのよい高反発マットレスもあれば、ただ安いだけの粗悪な高反発マットレスもあります。
腰痛対策のために高反発マットレスを買っても、低品質の高反発マットレスであれば、腰痛が悪化する可能性もあるので、正しい比較検討が必要です。
ネットの口コミ・評判やランキングを鵜呑みにするのは危険です。
プロ視点での評価を参考に、腰痛に効果があるコスパのよい、おすすめの人気高反発マットレスを購入してください。
高反発マットレスの選び方
ネット通販や寝具店で最も売れているマットレスは「高反発マットレス」です。
高反発と聞くと、強力な反発力によってトランポリンのように体が跳ねてしまうような印象を受けるかもしれませんし、とても硬くて寝心地が悪いのではないかとのイメージを持たれるかもしれませんが、全く違います。
高反発マットレスは健康系マットレスの総称で、最新の睡眠科学から生まれた腰痛や肩こりに効果があると言われるマットレスなのです。
体が沈み込まず腰や肩への負担減少
睡眠時、最も体重がかかるのは腰部分です。
低反発マットレスに代表される反発力の弱いマットレスの場合、腰が沈み込んでしまい「くの字」の不自然な寝姿勢で一晩を過ごすことになります。
腰が沈み込んだ「くの字」の姿勢が体にいいはずがありません。
一方、高反発マットレスであれば、適度な反発力で体重がかかる部分(腰周辺)を自然に持ち上げてくれるため、「くの字」にならず、直立時の姿勢に近い体勢で眠られます。
当然、体圧分散され、腰や肩の負担が軽減されるので、腰痛や肩こりなどの症状を緩和できるのです。
高反発マットレスを選ぶ場合、自然な寝姿勢が維持できる自分にあった反発力を基準にしましょう。
寝返りをサポート
高反発マットレスはの特長は「自然な寝返りのサポート」です。
寝返りには、寝姿勢の変化で血行を促進しながら、老廃物を溜めないようにする効果があるので、筋肉の疲労が回復され、睡眠中に体のメンテンナンスが完了するのです。
腰痛患者の多くは寝返りが少ないとの研究結果があることからも、適度な寝返りが腰痛や肩こりを軽減してくれているとわかるでしょう。
高反発マットレスは反発力に優れているので、最小限の力で無意識に寝返りが打てるようになります。
意図的に力を入れずに寝返りが打てるので、筋肉疲労が少なくなります。
わかりやすく言えば、バネの上で寝ているイメージです。
力を吸収せず、反発してくれるので、睡眠中でも疲れにくくなるのです。
睡眠中の理想的な寝返り回数は20回前後ですが、寝ながら20回も体を動かしているのは、実はかなりの運動量になります。
その度に自分の力で寝返りを打っていては、筋肉が休息でず、寝ながら疲れてしまうようなもの。
高反発マットレスなら、寝返りを打つときに必要となるエネルギーも少なくて済むため、疲労しにくく、肩こりや腰痛の予防にもなります。
高反発マットレスで腰痛改善
沈む体を跳ね返してくれるのが、高反発マットレスの特長です。
柔らかいところで打つ寝返りをイメージしてみてください。
体が沈み込んでいるので、いつも以上の力で寝返らなければいけません。
一方で、畳の上での寝返りを想像してみてください。
柔らかいところよりも、畳の上の寝返りの方がスムーズなイメージを持たれると思います。
つまり、少し硬いところの方が自然な形で寝返りが打て、肩や腰に負担をかけずに済むのです。
高反発マットレスは適度な硬さがあって、さらにマットレス自体の反発力で寝返りをサポートしてくれる特長があります。
これにより、筋肉の負担を軽減し、肩や腰の疲労を回復させられ、朝まで熟睡できるようになるのです。
高反発マットレスの特長
耐久性
高反発マットレスは素材の特性もあり、耐久性に優れています。
コイルマットレスの寿命は10年程度ですが、高反発マットレスはそれ以上の耐用年数があるので、多少高額でも十分に元が取れます。
また、干せたり、洗えたりするので、衛生面でも優れています。
ニトリやイケアなどの家具量販店で売っている安価なマットレスや低反発マットレスは寿命が短いので、数年での買い換えが必至。
それよりも、質の高い睡眠が維持でき、かつ長く使える高反発マットレスのほうが、長い目で見た場合、お得になり、コスパがよくなるのです。
通気性
高反発マットレスは、通気性に優れています。
睡眠時にはコップ1杯くらいの汗をかきますが、その汗をマットレスが吸収しているとしたら、不衛生極まりないでしょう。
実際、低反発マットレスはスポンジに近い素材を使っているので、汗を吸収してしまい、ダニやカビの温床となる上に、洗えません。
しかし、高反発マットレスは、軽量で持ち運べるため、簡単に陰干しができます。
また、丸洗い可能な高反発マットレスもあるので、汗やニオイが気になるなら自宅で洗えばOK。
マットレスは寝心地や腰痛対策だけではなく、衛生面も十分に考慮する必要があるのです。
高反発マットレスの使い方
高反発マットレスでもヘタリが出て、腰が沈むようになってしまえば、もはや機能を発揮できません。
高反発マットレスは、その名前の通り、変形しても元に戻りやすい反発力があるために、マットレス自体が変形しづらくなっています。
低反発マットレスは体重がかかる腰の部分などが変形してしまいますが、高反発ならこの点において安心です。
とはいえ、高反発マットレスも万能ではありません。
正しい使い方をしなければ、その効果を実感できません。
高反発マットレスの正しい使い方を理解していないために、本当の効果を実感できないケースがあるのです。
布団と組み合わせて使用
薄めの高反発マットレスと布団の組み合わ使用はおすすめです。
布団だけでは床のゴツゴツ感があるので、その上にもう一枚、マットレスを敷き、両方で厚みを出す方法です。
敷布団の上に高反発マットレスを敷く方法が一般的ですが、その際の注意点は、下に敷く布団の厚みを均一にすることです。
高反発マットレスの利点は、文字通り「反発力」です。
その反発力により体をサポートしますが、下に敷く布団に段差があれば、高反発マットレスの表面は均一になりません。
そのため、最大のメリットである反発力が不均衡になり、逆に筋肉に疲労が蓄積されてしまうのです。
高反発マットレスはフラットな面に敷いて、初めて効果を発揮します。
コイルマットレスと組み合わせて使用
コイルマットレスが既にヘタっていたら、その上に高反発マットレスを敷いても無意味かもしれません。
特に、エアウィーヴに代表される「マットレストッパー」と呼ばれる4cm程度の薄いタイプの高反発マットレスの場合、本来の効果を得られません。
マットレスを重ねて使う場合、下に敷くマットレスの状態が重要になります。
もし、コイルマットレスに問題があるようなら、トッパータイプではない10cm以上の厚みのある高反発マットレスを重ねる必要があります。
但し、厚みのある高反発マットレスを重ねると、ベッドが高くなりすぎる場合があるので、注意が必要です。
高反発マットレスを使う意味は、「理想の寝姿勢」「体圧分散」「上質な睡眠」などでしょう。
これを得るためには、フラットなベースが最低条件になります。
いくら高額な高反発マットレスでも、使い方を間違うと腰痛になってしまったり、熟睡が約束されなくなります。
高反発マットレスのお手入れ
高反発マットレスは軽くて持ち運びを前提作られている場合が多いために、陰干しが容易で、とても衛生的です。
例えば、おねしょをしてしまった場合やペットの毛が付いてしまった場合など、低反発マットレスでは水洗いができないために、それだけで廃棄になります。
しかし、高反発マットレスは、水洗いできるケースもあるので、常に衛生環境を維持できます。
最近では、宅配便を活用した「ふとんクリーニング」も普及しています。
ふとんクリーニングを使えば、カビやダニからサヨナラでき、常に衛生的な環境で眠れます。
特に小さなお子様のいるご家庭には有り難いサービスでしょう。
高反発マットレスはメンテナンス次第で10年は使用できると言われています。
ふとんクリーニングなどを利用しながら、できるだけ長く使用できるようお手入れをしてください。
そのためにも、多少高くてもメンテンス性に優れた長く使える高反発マットレスを選ぶべきなのです。
高反発マットレスのレビュー
インターネット上には、マットレスの口コミレビューが溢れていますが、本音が書かれていません。
本当の使用感などを書いたページ、特にメーカーにとって都合の悪いページは削除されてしまうのです。
以前、このサイトである大手メーカーのマットレスを酷評したところ、その会社の顧問弁護士から、すぐに削除依頼の連絡がありました。
該当ページを削除しない場合は、裁判に訴えると。
仕方ないので消しましたが、そうやって、メーカーに不利なレビューは葬られていくのです。
大手通販サイトのレビュー
楽天やAmazonの書き込みの信憑性も疑われています。
なにしろ自作自演ができてしまうので、メーカーやその関係者が大量に人員を動員(外国人を使っているらしい)しているとの噂もあるのです。
特に楽天とAmazonのレビューは怪しいのではないかと思います。
低品質と思われる高反発マットレスでも、かなりいい評価がされているのです。
マットレスのプロから見れば「ホントかよ・・・」と思わざるを得ません。
また、逆にライバルメーカーを酷評することだってできるのです。
相手を落とし、相対的に自社マットレスを上げる手の混んだ書き込みをしているのではないかと疑いたくなるようなレビューも見かけます。
とにかく、大手通販サイトの口コミ・評判だからといって、決して信じられないのです。
SNSの口コミ・評判
比較的信頼できるのはSNSでしょう。
Twitterやinstgramなどで、気になっている高反発マットレス名を検索してみてください。
それなりの投稿がヒットすれば、そのマットレスは売れている証拠ですが、数が少なければ、市場はあまり評価していないと判断できるでしょう。
また、投稿の内容も注視してください。
悪評が多ければ、その高反発マットレスは買わない方がいいですし、高評価なら間違いなく買いです。
人気の高反発マットレスランキング
インターネット(SNS含む)で口コミ・評判の調査によれば、概ね好評なのは「雲のやすらぎ」「モットン」「マニフレックス」といった高反発マットレスでした。
特に「雲のやすらぎ」は「マットレスタイプ」が大人気になっています。
「雲のやすらぎプレミアム」は、敷き布団に近いマットレスでしたが、マットレスタイプは、カバーが外せ、丸洗いできるなど、よりベッドマットレスに近い感覚で使える利点があります。
寝心地はやや硬めなので、男性にはマットレスタイプがフィットするかもしれません。
「雲のやすらぎ」の人気の要素はそのままに、さらに使いやすくなったマットレスタイプは、かなりおすすめだと言えるでしょう。
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また、「モットン」「マニフレックス」は口コミ投稿数も多く、一定の売れ行きがあり、高い人気を維持しているものと思われます。
一方、酷評されているのは、低反発マットレスです。
低反発マットレスは「腰痛」との関連を指摘されている傾向にあるようです。
ウソや偽りのない、本当の口コミ・評判を調べて、現実に売れていて人気があり、自分に合った高反発マットレスを探してみてください。