雲のやすらぎを購入
厚さが17cmもあるマットレスがどのようにして送られてくるのでしょうか。
薄いウレタン系のマットレスは真空パックにして送られてきます。
例えば「マニフレックス」です。
世界で始めて真空パック輸送を実現した寝具メーカーだと言われています。
梱包を解いた瞬間、マットレスが膨らみはじめ、あっという間に使える状態になります。
これなら大きくて重たいマットレスも簡単に運ぶことができるのです。
今では多くのマットレスメーカーがこの手法で運搬を行っています。
雲のやすらぎの発送
しかし、厚みのある雲のやすらぎは、真空パック輸送ができないようです。
17cmも厚みのあるウレタンマットレスは他にありませんので、仕方ないのかもしれません。
こうなると、もうコイルマットレスに近い感覚です。
実際は、茶色の包装紙に包まれ、三つ折りにした状態で送られてきます。
包装紙は撥水性があり、非常に丈夫なので、マットレスが破損する心配はなさそうです。
三つ折りにしているとはいえ、元々厚みがあるマットレスなので、なかなかの大きさになります。
最初はその大きさから、「かなり重たいのではないか」と想像しましたが、実はそれほど重くありません。
男性なら片手で持ち運べるくらいの重量です。
この軽さは、雲のやすらぎの通気性のよさの証左でしょう。
厚みがあるのに軽いというのは、よいマットレスの条件と言ってもいいのではないでしょうか。
雲のやすらぎの収納袋
表面の梱包を剥がすと中からは布団収納袋に収まった雲のやすらぎが出てきます。
完全に密封されているので、雨による浸水や輸送中の汚れなどは心配ないでしょう。
また、布団収納袋はしっかりとした作りなので、雲のやすらぎ自体が破損するリスクもなさそうです。
この点はしっかりと研究されているようなので、真空パック輸送でないことはマイナスにならないと考えてよいでしょう。
雲のやすらぎは分厚い
布団収納袋のファスナーを開け、雲のやすらぎを取り出します。
予想以上にすごい厚みです。
マットレスの常識を超越したフカフカ感で、もはや敷布団よりも敷布団っぽいと言えるでしょう。
17cmが三つ折りになっているので、17✕3=51cmもあります。
留めてあるコムバンドを取って、実際に雲のやすらぎの厚さを計測してみました。
宣伝文句通り、17cmでした。
雲のやすらぎを折りたたむ
規格外の厚みなので、寝心地は最高ですが、毎日三つ折りにして押入れにしまうのであれば、やや手こずるかもしれません。
厚い分、折りたたむのが大変なのです。
特に高齢者の方は苦労するかもしれません。
この点は数少ない課題でしょう。
雲のやすらぎはリバーシブル
雲のやすらぎはリバーシブル仕様になっています。
裏表で使用している素材が異なるので、夏と冬で寝心地を変えられるのです。
秋冬仕様
ダイヤ模様が冬仕様です。
ロレーヌダウンの面が表になるので、抜群の弾力と保温力・吸湿力を発揮します。
最適な温度と湿度を維持できるので、寒い季節でも暖かく快適に眠ることができるのです。
ロレーヌダウンは保証書付きなので安心。
高品質のウールを使用している点も雲のやすらぎの利点です。
春夏仕様
水平にキルトが入っている面が夏仕様です。
表面は繊維メーカーである帝人フロンティア株式会社が開発したマイティトップⅡです。
マイティトップⅡは熱がこもらないので、涼しく感じます。
真夏のジメジメした夜でもひんやりして冷たい肌触りなのです。
また、防ダニ加工がされているので、衛生的です。
赤ちゃんが寝ても安心です。
抗菌防臭機能もバッチリなので、汗の臭いも気になりません。
雲のやすらぎのメンテナンス
雲のやすらぎの梱包の中には「メンテナンスの注意書き」が同梱されています。
雲のやすらぎは通気性がよいので、湿気がマットレスの内部を通過し、床との設置面にたまってしまうのです。
そのため、敷きっぱなしにしてしまうとカビの発生リスクが高まってしまうのです。
週に1回は干す
一般的なマットレスは天日干しを推奨していませんが、雲のやすらぎは天日干しがOKなのです。
ロレーヌダウンも天日干ししても大丈夫。
品質が劣化することはありません。
目安として週1回程度の天日干しをすすめていますので、できるだけ積極的なメンテナンスをしてあげましょう。
雲のやすらぎを長持ちさせる
マットレスは同じ方向で使い続けると、劣化が早くなります。
定期的に上下を入れ替えるなど、マットレスのローテーションをし、劣化を遅らせましょう。